生命保険の相談には「必要な保障を得られるようにする」「保険料を抑える」という目的がある方も多いでしょう。日本では長く「知り合いから保険を勧められて加入したけれど、保険の契約内容をよくわかっていない」「いったん加入したら、一生安心だと思っていた」というケースが多かったのです。しかし、日本でもファイナンシャルプランナーが誕生し「必要な保障は、ライフステージに応じて変わる」「保障のつけすぎに陥っている人が多い」ということが知られてきました。生命保険の契約は、ライフステージやご家族の状況に応じて、保険を見積って、見直す必要があるのです。
日本では「ＦＰに生命保険の相談をした結果、保険料が抑えられた」という人が多いのは事実ですが、これは「必要以上の保障を得ようとしていたために、保障内容を削った結果、保険料が抑えられた」というケースが多いのです。「安い保険料で加入できる保険のほうが、必ずしも有利」とはいえませんので、注意しましょう。
保険料を抑えることができると「毎月の固定的な支出が抑えられる」ことにつながります。私たちの「支出」には、保険料や家賃などの「固定費用」と、食費や遊興費など毎月その金額が変わる「変動費」があります。
固定費用の支出を抑えるためには、保険の契約を結びなおすことなど手続きが必要なのですが、いったん手続きをすれば、自動的に支出が抑えられることにつながります。その分、自由につかえるお金や、貯蓄に回すことができるお金が増えるのです。このため、保険料の見直しをすることで、家計のやりくりが楽になる効果があるのです。保険の見積りをしてみましょう。
